「何となく」「みんながそうだから」あなたはそんな理由で日々の行動を選択してないでしょうか。
自己決定感という言葉があります。自己決定感を高めることは、自分の人生を主体的に生き、幸福度を高める秘訣です。
冒頭のような、自分自身の思いで自分の行動を決めていない「自己決定感の低い」状態になると恐ろしい人生が待っています。
この記事では、Sugarの実体験を交えて、
・自己決定感が低いとどうなるか
・自己決定感を高める簡単な方法を
をご紹介します。
自己決定感とは?
自己決定感とは、自分が自らの選択を主体的に行い、その結果に責任を持つ感覚のことを指します。これは、個人が自分の人生に対して主導権を握っていると感じることができるため、心理的な安定感や幸福感を高める重要な要素です。
自己決定感が高い人は、自分の行動や選択に自信を持ち、他者の評価や社会的な圧力に惑わされず、自分の価値観に基づいた生活を送ることができます。
一方、自己決定感が低いと、ストレスや不安が増し、無力感や後悔に悩まされることが多くなります。
例えば、他人の期待に応えるために自分の選択を曲げたり、社会の常識に従って生きることで、自己決定感を失うケースがあります。その結果、自己肯定感が低下し、日常生活の中で迷いや不満を感じやすくなるのです。
自己決定感が低かった私に起きたこと
30代前半までのSugarは、自己決定感がとても低い人間でした。
最初の会社をパワハラで退職後、親からの紹介で就職した2社目で、親や周りの期待通りになるよう頑張った結果精神を軽く病む。
買い物依存になり、褒められてうれしいから着物を買いすぎて借金を作る。
その状態でなんとなく婚活を始め、結婚した相手の本性がDV男。
旦那に言われるがまま地方に引っ越し、流れるように旦那の知人の職場に就職し、苦手な営業で詰みかけながらも、周りにDVに気づいてもらえて無事離婚。
地元に戻ったら即コロナ禍。ステイホームに甘えて営業として実力がつかず、上司の手助けでようやくとった契約が3か月後に飛んで完全に詰む。。。といったことが起きていました。
太字にした部分が「自分の思いで行動を決めていない」自己決定感を低くする動機ですね。
この後、とある理由でDV旦那への執着が強制終了となり、同時に風の時代に突入し、取り入れる情報の質が変化したことで徐々に「自分で自分のこれからを決める」行動ができるようになっていきました。
自己決定感を阻むものとは?
自己決定感を阻む要因は、多岐にわたります。代表的なものとして、以下のようなものがあります。
- 外からの圧力
親や周囲の期待、社会的な常識やルールは、自己決定感を低下させる要因となります。これらの圧力に屈することで、自分の意思とは異なる選択を強いられることがあり、その結果、自信を失うことがあります。 - 過去の失敗経験
過去に行った選択が失敗に終わった場合、その記憶がトラウマとなり、新たな選択をする際に恐怖心を感じることがあります。この恐怖心が、自己決定感を阻む大きな壁となるのです。 - 完璧主義
完璧を求めるあまり、選択肢を絞り込むことができず、結果的に決断ができなくなるケースもあります。完璧主義は、自己決定感を妨げる一因となります。
こうした自己決定感を下げる要因を克服するためには、まず自分自身を理解し、他者の影響や過去の経験に左右されない強い意志を持つことが重要です。
自分の価値観や目標を明確にし、それに基づいた選択をすることで、自己決定感を高めることができます。
自己決定感を高めるための5つのステップ
自己決定感を高めるためには、以下の5つのステップを実践するのをおすすめします。
- 小さなことから決めてみる
日常の小さな決断から始めることで、自己決定感を徐々に育てることができます。例えば、今日の服装を自分で選んだり、ランチをどこで食べるかを決めたりすることから始めてみましょう。小さな成功体験が積み重なれば、自信も自然と高まります。 - 選択肢を整理する
多くの選択肢がある場合、それぞれの選択肢をリスト化し、メリット・デメリットを整理することが重要です。選択肢を深掘りすることで、「なんとなく」選ぶことを回避し、客観的に自分に最適な選択肢を見つけることができます。 - 自分の価値観を明確にする
自己決定感を高めるためには、自分の価値観をしっかりと把握することが不可欠です。自分にとって何が大切かを考え、それに基づいた選択をすることで、後悔の少ない人生を歩むことができます。価値観を明確にするには、様々な立場の人とランダムに会話してみることや読書をすることが役立ちます。 - 後悔しない選択をするための思考法
選択に迷った際は、将来の自分にとって最良の選択が何かを考えることが大切です。短期的な利益ではなく、長期的な幸福を見据えた判断を心掛けましょう。 - 行動に移す
最終的には、選択したことを実行に移す勇気が必要です。行動することで、結果を確認し、自分の選択に対するフィードバックを得ることができます。このフィードバックが、自己決定感をさらに強化するのです。
自己決定感と仕事の関係
自己決定感は、仕事においても非常に重要な要素です。自己決定感が高い人は、自分のキャリアに対して積極的に働きかけ、目標達成に向けてモチベーションを維持しやすくなります。
また、自己決定感を持つことで、職場でのストレスが軽減され、創造力や生産性が向上するというメリットもあります。
仕事で自己決定感を高めるためには、次のような方法があります。
- 自分の意見を発信する
会議やプロジェクトの場で、自分の意見を積極的に発信しましょう。他者の意見に流されず、自分の考えを明確に伝えることで、自己決定感が高まります。 - キャリアプランを立てる
自分の将来に対する明確なビジョンを持ち、それに向けて計画的に行動することが重要です。キャリアプランを立てることで、自分の選択肢が広がり、自己決定感を強化できます。
自己決定感を育むための習慣
最後に、自己決定感を日常的に育むための習慣を紹介します。
- 日記をつける
日々の選択や感情を記録することで、自分の考えを整理し、自己理解を深めることができます。これにより、自己決定感が自然と高まります。スケジュール帳に1行だけでもいいですし、ブログでもOKです。 - 人生の目的を設定する
短期的・長期的な「自分が生きる目的」を設定し、それに向けて行動することで、自己決定感を育てることができます。目的が設定されていれば、そこに至るまでの細かな目標・手段が変わったとしても大丈夫なはずです。 - 新しいことに挑戦する
新しい趣味やスキルを学ぶことで、自己決定感を強化することができます。挑戦を通じて得た成功体験が、自信をさらに高めます。私の場合は、ブログの構築や戦略を実践して身に着けたことや、オラクルカード・占いを始めたことが役立ちました。 - 周りの人と話し合う
自分の考えを他者と共有することで、新たな視点を得ることができます。他者の意見を取り入れながらも、自分の価値観に基づいた選択をすることで、自己決定感を強化しましょう。
まとめ
自己決定感を高めることは、自己成長や幸福感を得るために欠かせない要素です。
自己決定感が低いまま行動してしまうと、多かれ少なかれ人生にトラブルや不満、不安を招き続けてしまいます。
この記事で紹介したステップや習慣を取り入れることで、迷いを消し去り、自信を持って自分らしい選択ができるようになります。日々の生活において、自己決定感を意識しながら過ごすことで、より豊かで充実した人生を築いていきましょう。
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