オラクルカードは、自分自身と向き合い、未来へのヒントを得るツールです。神秘的なイラストやキーワードのオラクルカードが多数出回っており、占いの現場でオラクルカードを使う立場としても、人気が拡大してきているのを実感します。
しかし、Googleなどでオラクルカードについて調べてみると「オラクルカード 危険性」というキーワードを目にすることがあります。中には低級霊を呼び寄せるなどという意見も。
オラクルカードを扱うものとして断言しますが、オラクルカード自体は危険性のあるものではありません。だって紙だし。。。
ただし、オラクルカードを扱う、またはオラクルカードのセッションを受ける際に気を付けていただきたいことはいくつかあります。
そこで今回は、オラクルカードの危険性・安全性について、初心者の方にもわかりやすく解説し、どのように安全に楽しむことができるかについてお話しします。
オラクルカードの危険性って?
オラクルカードは、使い方次第で非常に有益なツールとなりますが、適切に使用しない場合には危険性もあります。
オラクルカードにまつわる代表的な危険性として、依存、誤った解釈、そして低級霊との接触の噂が挙げられます。これらのリスクを理解し、正しい知識を持って使用することで、安全に楽しむことが可能です。
オラクルカードの危険性=依存
オラクルカードは、まるで自分だけの占い師のように、悩みに対する答えやアドバイスを与えてくれます。そのため、日々の決断や人生の選択において、カードのメッセージに頼りすぎてしまうことがあります。
オラクルカードに過度に頼るようになるとどうなるでしょうか。
自分で考え、判断する力が弱まり、カードがなければ何も決められない「依存状態」になってしまう可能性があるのです。
依存は、自己成長を阻害する大きなリスクです。自分の内面と向き合い、自らの力で解決策を見つけることができなければ、カードが本来持つサポートの役割が失われてしまいます。
オラクルカードはあくまでガイドラインであり、最終的な決断は自分自身で下すべきだということを忘れてはいけません。
そしてオラクルカードを使ってセッションをする立場の方も、クライアントさんの自分で判断する力をさまたげないようにメッセージを提供していく必要があります。
オラクルカードの解釈による悪影響
オラクルカードのメッセージは、非常に多義的であり、解釈が多様です。
時には、自分の願望や恐怖心に基づいて、メッセージを歪曲して解釈してしまうこともあります。
例えば、カードが示すメッセージが自分の期待する結果と異なる場合、それを無視したり、自分に都合の良いように解釈してしまうことがあります。
こうした誤った解釈は、結果として誤った判断を引き起こし、望まない結果を招く可能性があります。オラクルカードは自己探求のツールとして有効ですが、そのメッセージを冷静に、客観的に受け止めることが重要です。
オラクルカードの結果や解釈は、客観的に「こういう考え方があるよね」と受け止めたうえで、自分自身はどうしたいのかを考えるきっかけに過ぎないのです。
オラクルカードで低級霊と接触?
オラクルカードを使用する際、一部の人々は「低級霊と繋がってしまう」という噂を耳にすることがあります。これは、カードを通じてネガティブな存在と繋がり、悪影響を受ける可能性があるというものです。
しかし、実際にはこのようなリスクは非常に低く、ほとんどのケースで問題は発生しません。発生してたまるか(現場の声)
これはSugarが霊とつながる的な意味での霊感がないから言っているというわけではなく、あなた自身が「よくない低級霊とつながってしまう世界を選ぶのか、そうではないのか」という話です。
それでも、精神的に不安定な状態でカードを使用したり、無知な状態で扱うことは避けるべきです。先に述べたように依存に至ってしまったり、オラクルカードのメッセージを素直に受け止められず、誤った判断を下してしまったりすることに繋がります。
スピリチュアルなツールであるオラクルカードを使用する際には、ポジティブなエネルギーを保ち、自分の直感を信じられる状態で使用することをおすすめします。
(ポジティブになれないときは、カードを引く前にとりあえず好きなものを食べたりゆっくり寝たりすることをおすすめします。その状態でカードを引いても大体頭が真っ白になるか、改めて現実を直視させられるだけとなっております)
オラクルカードを安心安全に楽しむ
オラクルカードを安全に楽しむためには、いくつかの注意点を守ることが重要です。
- カードを選ぶ際は慎重に: 自分の直感に従い、カードのデザインやテーマが自分に合うものを選んでみましょう。そのカードを選んだ自分自身をほめて、誇りをもって使ってください。そして使ってみてやっぱり合わないと感じれば手放してしまってかまいません。(フリマサイトに出して新天地で活躍させてあげればなお◎)
- 客観的な視点を持つ: カードのメッセージはあくまで一つのヒントです。最終的な判断は自分自身で行い、カードに依存しすぎないよう心掛けましょう。
- ポジティブな気持ちで取り組む: ネガティブな気持ちでカードを使用すると、ネガティブな結果を引き寄せる可能性があります。明るい気持ちでカードに向き合いましょう。
- 専門家のアドバイスを受ける: もし不安を感じたり、迷ったりした場合は、経験豊富な占い師やヒーラーに相談することを検討してください。他人の目線でオラクルカードやその他の鑑定を受けることで新たな発見を得ることが大事です。
まとめ
オラクルカードは、正しい使い方をすれば非常に有益なツールとなりますが、依存や誤った解釈によって自分で判断ができなくなってしまうリスクも伴います。
答えは自分自身で選ぶということを忘れず、適切な方法でカードを使用することで、安心してオラクルカードを楽しむことができます。
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